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君をいつか・・・君がいつか
第10章 君をいつか
一歩、一歩と進み
悠の元へ
『・・・・・・・誓いますか?」
「はい、誓います」
指輪の交換も済み、いよいよ最後の儀式・・・
いや、皆の前でこの優越感
「・・・・・では、どうぞ」
うつむいている瞳の唇にそっと落とした。
その瞬間涙が止まらない
うぐ・・・・ふえぇ・・・・あ~ん
「瞳泣き止みなさい・・・・」
「止めたいのに・・・・・」
背中に手をまわし、落ち着くのを待った
「悠、ありがとう」
「ん・・・・・」ヮ
言葉たらずだけど、いつも見守ってくれとった。
うち、幸せじゃ
たまに、言葉足らずで誤解する事もこれからえっと出るかも知れん
こすいことせにゃあ、うち許すけ
黒川さんも露木のおじさまもよった。
「悠と喧嘩したり意見が食い違った時はな、上目で見つめろ」って(笑)
なんでも、ロリコンがどうとか、言われた。
なんやかんやありながら、今こうして悠の横にいるの信じられない
父にも姉にも会わせてくれた。
悠いなければ、どうなっていたのか 想像つかない。 ありがとう、悠 これからもよろしくね。