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あなた~you~
第3章 What is your opinion?
「岡部先輩。英文のみんなでご飯を食べに行ってきます」
また?
ここのところ、週に2~3回英文で何かしに出かけてるな。
いつもの癖で、行くメンバーを食堂で俺に報告した。
あれ?
大人数だから、なんとなくぼーっと聞いていた名前の羅列に違和感を感じた。
「ちょっと待った。もう1回行くメンバー言って」
「安藤さん、五十嵐さん、桜井くん、白木くん、柳下くんです」
うん。
「で?昨日行ったメンバー言って?」
「安藤さん、神谷さん、田部井くん、白木くん、柳下くんです」
うん。
「その前に行ったメンバーは?」
「永峰さん、白木くん、柳下くんです」
やっぱり。
「ねぇ。その白木と柳下っていつもいるの?」
「そうですね。でも、いつも計画を立ててくれるのが白木くんなので」
あ?
ふ~ん・・・
「そのご飯食べに行くのっていつ?」
「今日の夜です。学校近くのファミレスで」
「あっそ」
この白木ってやつ、確信犯だろ。
乃恵がデートは俺に許可を求めてるってそろそろ校内に広がってきたからな。
大人数だったら俺がチェックしないと踏んだのか。
まったく。
近頃のガキはしょうがねぇな。
んで、一緒にいるもう一人の柳下ってやつはなんだ?
俺と乃恵の一連の会話をまた近くで聞いていた山田が笑い出す。
「岡部~いいこと教えてやろうか?」
「あ?」
また?
ここのところ、週に2~3回英文で何かしに出かけてるな。
いつもの癖で、行くメンバーを食堂で俺に報告した。
あれ?
大人数だから、なんとなくぼーっと聞いていた名前の羅列に違和感を感じた。
「ちょっと待った。もう1回行くメンバー言って」
「安藤さん、五十嵐さん、桜井くん、白木くん、柳下くんです」
うん。
「で?昨日行ったメンバー言って?」
「安藤さん、神谷さん、田部井くん、白木くん、柳下くんです」
うん。
「その前に行ったメンバーは?」
「永峰さん、白木くん、柳下くんです」
やっぱり。
「ねぇ。その白木と柳下っていつもいるの?」
「そうですね。でも、いつも計画を立ててくれるのが白木くんなので」
あ?
ふ~ん・・・
「そのご飯食べに行くのっていつ?」
「今日の夜です。学校近くのファミレスで」
「あっそ」
この白木ってやつ、確信犯だろ。
乃恵がデートは俺に許可を求めてるってそろそろ校内に広がってきたからな。
大人数だったら俺がチェックしないと踏んだのか。
まったく。
近頃のガキはしょうがねぇな。
んで、一緒にいるもう一人の柳下ってやつはなんだ?
俺と乃恵の一連の会話をまた近くで聞いていた山田が笑い出す。
「岡部~いいこと教えてやろうか?」
「あ?」