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あなた~you~
第1章 I was wrong, please forgive me
「たぶん、新人のほとんどが18だと思うけど。
まぁ19や20のやつらもいると思うけどな。
皆、飲んでるよ?酒は苦手?」
俺はほっとけばいいのに、なぜかこのオンナが気になった。
「いえ。飲んだ事がないので」
と、不思議そうに聞くオンナ。
「私、18なので」
分かったよ。
18なんだな?だから飲まないんだな?
そんなこと言ってここで飲まない奴なんて初めて見た。
「で?愛を信じてるって?」
「もちろんです」
「見たことあんの?」
「え・・・?」
「だから。愛を見たことあんのか?って」
俺も、酔ってるな。
「本当に大事なものは、目で見ることはできません。心で見るのです」
「・・・・」
「愛自体の大きさや重さを目で見た事はありませんが。
愛を感じることはあります。その大きさを感じる事が出来ます」
「生憎―――愛を感じたことはないんだ」
ぐっと飲んだ、ビールがいつも以上に苦く感じる。
そんな俺の投げやりな態度に少しビックリして
ジョッキをテーブルに置いた後の俺の手を乃恵が握り締めた。
「え・・・?」
「岡部先輩に神の御加護がありますように」
は?
「岡部先輩が愛を信じられるようになりますように」
はぁ?
そして乃恵は小さく、祈りの言葉をつぶやいた。
まぁ19や20のやつらもいると思うけどな。
皆、飲んでるよ?酒は苦手?」
俺はほっとけばいいのに、なぜかこのオンナが気になった。
「いえ。飲んだ事がないので」
と、不思議そうに聞くオンナ。
「私、18なので」
分かったよ。
18なんだな?だから飲まないんだな?
そんなこと言ってここで飲まない奴なんて初めて見た。
「で?愛を信じてるって?」
「もちろんです」
「見たことあんの?」
「え・・・?」
「だから。愛を見たことあんのか?って」
俺も、酔ってるな。
「本当に大事なものは、目で見ることはできません。心で見るのです」
「・・・・」
「愛自体の大きさや重さを目で見た事はありませんが。
愛を感じることはあります。その大きさを感じる事が出来ます」
「生憎―――愛を感じたことはないんだ」
ぐっと飲んだ、ビールがいつも以上に苦く感じる。
そんな俺の投げやりな態度に少しビックリして
ジョッキをテーブルに置いた後の俺の手を乃恵が握り締めた。
「え・・・?」
「岡部先輩に神の御加護がありますように」
は?
「岡部先輩が愛を信じられるようになりますように」
はぁ?
そして乃恵は小さく、祈りの言葉をつぶやいた。