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逆襲のフィメス
第16章 秘密の夜の姫
 王女の純潔穴からずるり、と肉の楔を引き抜いたカイオラルは、したたる己の体液を敷布で軽くぬぐうと、今しがたまでその肉棒を温めていた場所を見下ろした。

 そこからはカイオラルの放った白い精がとろりと顔を見せ、流れ落ちてゆく所だった。

「承知いたしました。ンニス姫……貴方の願いを叶えましょう。帰国したらそのための準備を進めます」

 元通りの丁寧な口調に戻って、寝台の上に身を横たえるンニスに言う。

「……ですが、私にもひとつお願いがあります。お聞き届けいただけますでしょうか」

 彼がここまで来たのは、王女の真意を確かめる為だけではなかったのだ。







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