パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 誘惑の淫売窟

「うっ……うくぅっ……ハアンッ……あああっ……」

「この勝負、先は見えたかもしれませんね……」

　悠々と、しかし的確にラーナの急所を狙って指を送り込む。

　自分のそこがすでに愛液をしたたらせていることはラーナにもわかった。今まで体の関係をもった相手とのときそうだったように。卒業試験の日に浴場でラフィンを貶めたときのように。

　決して男っぽくはない外見のカイオラルだったが、こうして突き入れられた指はゴツゴツしていて、女のものよりも太い。そして逞しい。

（あぅっ……）

　両手で膣口を掻き広げられ、その中を、奥まで全て見られている……。
　そして、そうされている自分に気づいた時、ラーナの背筋にゾクゾクとした快感が走った。

（だっ……駄目だ……このままじゃ本当に……奴の言う通り……う、ああっ……ま、負けてしまう）

　男にされることがこんなにも快感だとは。夢にも思っていなかった。これまで体験してきた女同士の交わりなど、比べ物にならなかった。

「ラーナ、君は望んでいるんだ。フィメス人とはいえ、君だって女だ。体は男を欲しがる……それは自然なことだ」

「うっ……うるさっ……アアッ！」