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第23章 ラフィン凌辱

　罵声は徐々に甘い喘ぎへと変わっていく。ラフィンの口からでるのもまた桃色の吐息に混じった快感の表明であった。

「く……くふぅっ……」

「どうだあ……気持ちいいか？」

　濡れた股間に指を埋められ、露わにされた乳房の先に肉頂を尖らせて、ラフィンは顔を俯けて必死で首を横に振る。

「きっ……気持ち良くなど……」

「強がっちまって……ま、それもそそるけどよ！」

　二人の男たちは余裕綽々に、前後に挟みこんだラフィンの体をいいようにいじりまわす。

「ほら、もうこんな濡れ濡れじゃねえかよ……気持ちよくなきゃなんでこんなになってんだよ」

「乳首もこんなにおっ勃ててよぉ……フィメスの女は男とやらねえって聞いてたが、感じないってわけでもねぇんだな」

「ばっ……馬鹿にするなっ……男の手で感じるなんて……」

　あるものか。
　ラフィンの頭に浮かんだのはキーラの顔だった。