この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真選組 鮮紅血風録
第1章 男だらけの中に女の子1人の事を紅一点って言うじゃない?
近藤【ト シぃ? お前はどぉ~して大声張り上げてたのか なぁ?】

土方【お、俺ぁただ桐がデケぇ声上げてたから理由を問い詰めただけで……】

近藤の視線が桐へと向けられる。

桐【ひっ!】

近藤【き りぃ? お前はどぉ~して大声ア~ンド足音騒音公害ブチかましちゃってくれてたの か なぁ?】

桐【お、俺は総悟探してて……って、総悟に用があるっつったのは近藤さんじゃないですか!】

危うく当初の目的を見失いかけていた桐は、近藤の指示で沖田を探していた事を思い出してそう言葉を返す。

近藤【あ の さぁ……それなんだけどぉ……桐が探しに行った直後に総悟来てさぁ……】

桐【…………は?】

近藤【申し訳ないけどぉ……桐に頼んだの、おジャンになっちゃってぇ……】

両者、ピクピク、と頬の筋肉が痙攣している。

桐【……お…ジャン…………なら、俺が総悟を探してた意味は……】

色んな感情がごちゃ混ぜになりながら込み上げてくる。

近藤【うん……すれ違っちゃったから、もういいんだわ】

沖田【要するに、桐が一方的に騒音公害撒き散らしてたって事でィ】

悪魔の横槍が、何かのリミッターを壊した。

桐【…………総悟おおおおおおおっ!!!!】

近藤【だぁぁぁから! その声がうるせーっつってんだよ!】

沖田【近藤さんもなかなかデケー声出してやすぜ】

桐【誰の声が! 誰のせいで! 誰に向かってカマしてると思ってんだ!】

土方【テメーの声だ! テメーのせいで! テメーがテメーに向かってカマしてんだ! あれ、文面的に誰の事が分かんなくなっちまったじゃねーかああああ!】

近藤【トシまで釣られてんじゃねえええ! お前が熱くなったらこの騒ぎ誰が止めんだよおおおおお!】

土方【知るかあああ! こちとらそもそも至福のマヨタイム邪魔されて不機嫌なんだからよおおおおお!】

近藤【ちょっとおおお!? そんな調味料に傾いた休憩時間スケジュールに存在しませんけどおおおおお!?】

土方【俺のスケジュールにゃ年から年中組み込まれてんだ!】

近藤【だったら俺だってお妙さんの警護年中無休で組み込まれてますけどぉ!?】

桐【あんたはただのストーカーだっ! 俺が何回詫びに行ったと思ってんだ! ハーゲンダッツいくら貢いだと思ってんだ!】

沖田【ついでに俺に団子貢いでくれ】

桐【だーってろ!】
/8ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ