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Story of Lovers ✲俺の妹番外編✲
第3章 魅惑のご褒美 Ⅲ
唇を離すと、名残惜しそうに銀色の糸が2人を繋いでいた。
聡は目を細め、親指でその糸を拭う。
「聡………」
「ごめん、我慢出来なかった」
聡はそう言うと、そばにあったカバンから
小さな紙を取り出した。
「これが俺の成績表」
渡されたそれには、
安西 聡 総合順位 1/350
と書かれていた。
視線を紙から聡へ移すと
「姉ちゃんも夢を再確認出来たし
俺も推薦が決まった」
にやりと笑う。
「遠慮なく、ご褒美あげられるね」
どうやら、この交換条件は
私の夢を再確認させるために聡が仕組んだものだったらしいと
今更ながら気づく。
顔を真っ赤にした私にもう一度優しくキスをして
聡はゆっくりと、私を押し倒した。
聡は目を細め、親指でその糸を拭う。
「聡………」
「ごめん、我慢出来なかった」
聡はそう言うと、そばにあったカバンから
小さな紙を取り出した。
「これが俺の成績表」
渡されたそれには、
安西 聡 総合順位 1/350
と書かれていた。
視線を紙から聡へ移すと
「姉ちゃんも夢を再確認出来たし
俺も推薦が決まった」
にやりと笑う。
「遠慮なく、ご褒美あげられるね」
どうやら、この交換条件は
私の夢を再確認させるために聡が仕組んだものだったらしいと
今更ながら気づく。
顔を真っ赤にした私にもう一度優しくキスをして
聡はゆっくりと、私を押し倒した。