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身代わり愛
第3章 サイカイ
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起きると朝になっていた。昨日の事を思い出すと…とにかく恥ずかしすぎて心臓が高鳴ってしまう。
隣には、アキラがいてあたしを抱き枕の様にして抱いて寝ている。しかも生肌ともあって余計熱く感じる。
「……」
出られない。
いや、出たところで何もすることはないけれど、何だから心が持たない気がして…。
ちゅっ
チクリ…
首らへんにキスされる。しまいには、紅い華を咲かせペロリと舐められた。
「んぁっ!!」
彼もビクッと動いた。
「起きてた…んだ」
「なに勝手につけてんのよ!!」
そうは怒ってるものの顔はにやける。
「怒ってんのかと思った…」
「そんな短気じゃないですっ」
目と目が合うと唇が触れ合った。
何だか愛おしい。