パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 アイの塊

「あぁあっ…」

ぎゅっとシーツを握って簡単にイかないようにしているのだが、彼の手はそれをさせないと激しく蠢く。

「あっあっ…だめっ…ああっ…ん…!」

ビクビクと体が痙攣し、透明の液を撒き散らした。
そして、浮いていた腰を下ろす。

「…随分と感じやすいね。今日で何回イったかな?」

「…は、はずかしいってば…」

「まあ、いいよ…俺のこと考えてるなら」


吐き捨てるように言ったその言葉が容赦なく心に突き刺さった。きゅっと締められるような痛みがこれほどかというほど味わったものだ。


だが、今回は前とは違う…。


この関係のせいなのだろうか。


「じゃあ、もう一回…」

そして、もう一つ感じるのは…


アキラが全然、挿入してくれない。


「はあっ…ああんっ…!」


ただただ…焦らしているだけ?

そうは思えない。


キスが体中にされても、冷めたまま。

もう訳がわからなくなってきた。