この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ガラスの靴がはけなくても
第8章 眠りたくない夜
全力で走った後のようになってる私をぎゅっと抱き締めて深い口付けをする部長。
私を殺す気なんじゃないかと思ったくらい、息も出来ない程に苦しくて。
呼吸だけじゃなくて気持ちも彼に支配される。
好きだと何度も口付けをしてくれて、それに応えて。
服を脱いだ部長を直視出来ずに照れて笑って。
あてがわれた部長のソレは私を求めてるように熱くて、恥ずかしいのと同時にすごく嬉しく思った。
「んっ…ふぅ…んんんっ」
「こらっ、締め付けすぎ…!力抜いて」
「だって、おっきくて苦しっ…」
入れられただけでも主張が強すぎるのに動かれたら…なんて、思った瞬間。
「やんっ!動いちゃ…だ、めっ!ああっ!!」
予想以上の衝撃が走る。
もう、隙間なんて全くないくらいにいっぱいいっぱいの私の中を熱く擦り上げる。
「動くなってのが無理だ、ろ。これ以上我慢出来ない」
余裕がなく眉にシワを寄せて熱っぽい視線を送る部長に私の方がノックアウト。
色っぽいとか艶っぽいとかもうなんて言葉を出せばいいのか分からないほどの色気。
繋がってるとこなんて見れないけど、引き締まった部長の上半身は綺麗で悔しいくらいにセクシーで。