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嫌なのに……
第3章 同級生
こいつもか……
男の身勝手な欲望に亜海はうんざりした。
中山の手を押し退け、結構ですと返してその場を後にしようとした。
中山の顔がかっと赤くなる。
馬鹿にされた……!
そう思ったようだ。
や、馬鹿なんだけどw
「待てよ!」
立ち去ろうとする亜海の腕を掴む。
「この俺が、女にしてやるって言ってんだぜ?」
もう、女です…とは言えず、亜海は中山を睨んだ。
中山の手がセーラーの下から侵入する。
あっと思う間もなくアンダーシャツの上から揉みしだかれる。
「思った通りでけ~♪前から触ってみたかったんだよな…」
「いやっ!やめて!」
振りほどこうと身を捩るが、うまくいかない。
あの時の恐怖が甦り、力が入らない。
嫌…また、犯されちゃう……
分かっていても、亜海にはどうしようもなかった。