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君を捕まえる為に~~
第2章 おっかけ

「亜子、正門でイケメンから脇村亜子さんにって渡された。確かに亜子に渡したからね、でもいいな、彼?」


脇村亜子様へ


俺の女になれ



その場で破り棄てた。

もったいないですって?
もったいなら、差し上げますわ。



「それと、講義終わるまで待ってるって」

「あんやろ、社長業なめとんか?」


「亜子?誰?許嫁?」

「付き合いたいならどうぞ、後は知らないから」

あちこちでもめ始めた。


「ごめん早退する」


裏からこっそり出ていった。




夕焼けの頃
「亜子なら早退しましたよ」

「何が言ってなかったかい?」

「手紙確かに渡しました。その場で破り棄てました、玄様にお電話してました」

「玄?」

「はい、昔付き合ってましたが女性を取っ替えひっかえしてました、亜子怒って別れましたの、今男性不信にだから、強がって護身術身に付けたわ。」







バイト先に、辞める事を伝えたら
この会社でなくて他の花屋を紹介された。

「わがまま言ってすみません」 ここはすごくよかったけど社長がね

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