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月 ~優香~
第22章 初デート ~優華~

クスクス笑いながら、健一は、右手をとって、
しっかりとその手を握り、重ねたままアームレストに置いた。
私は、空いてしまった左手を引っ込めた。
顔が赤くなっているのがわかる。
「健一先輩?何で「姫」なんですか?私、姫じゃなくて、香具屋優華です。」
「良いじゃん『姫』。イヤ?俺の御姫様だから『姫』。いいでしょ?」
私は、さらに赤くなった。
心臓の音が、エンジン音より大きく聞こえてきて、
健一と繋がっている手から、健一に伝わってしまいそうで、恥ずかしかった。
しっかりとその手を握り、重ねたままアームレストに置いた。
私は、空いてしまった左手を引っ込めた。
顔が赤くなっているのがわかる。
「健一先輩?何で「姫」なんですか?私、姫じゃなくて、香具屋優華です。」
「良いじゃん『姫』。イヤ?俺の御姫様だから『姫』。いいでしょ?」
私は、さらに赤くなった。
心臓の音が、エンジン音より大きく聞こえてきて、
健一と繋がっている手から、健一に伝わってしまいそうで、恥ずかしかった。

