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月 ~優香~
第15章 記憶

俺が女を愛さなくなったのは、高校のあの出来事からだった。
俺と美穂と付き合い始めたのは高校2年生の時だった。
美穂は物静かで、少しボーっとしたタイプだった。
俺は、美穂のそんな奥手な感じに惹かれた。
美穂は、俺が初めてだった。
知り合ったころの美穂は、純粋で、穢れを知らない少女だった。
俺の後を着いて回り、何でも俺の言うことを聞いた。
若い俺は、相手を喜ばせるようなセックスはできなかった。
それでもいつしか美穂は、性の快感を知るようになっていた。
俺は、美穂の姓を開化させた最初の男だ。
それが、男としての最高の勲章のように思っていた。
俺と美穂と付き合い始めたのは高校2年生の時だった。
美穂は物静かで、少しボーっとしたタイプだった。
俺は、美穂のそんな奥手な感じに惹かれた。
美穂は、俺が初めてだった。
知り合ったころの美穂は、純粋で、穢れを知らない少女だった。
俺の後を着いて回り、何でも俺の言うことを聞いた。
若い俺は、相手を喜ばせるようなセックスはできなかった。
それでもいつしか美穂は、性の快感を知るようになっていた。
俺は、美穂の姓を開化させた最初の男だ。
それが、男としての最高の勲章のように思っていた。

