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写性 …SHASEI…
第10章 曼珠沙華
今しているように、おちんちんをどこかに入れるのではないか、

だからお父様はそれを真似っこして腰を動かしているんじゃないか、


そう思った。

脚の間から出入りするおちんちんを見ていてそう思ったから、

どうなるんだろうと、ずっと見ていた。

お父様の動きが速くなり、「愛してる…もういくよ…」と教えてくれたけど、

私に出来ることはなく、お父様をじっと見ていた。


ドロドロがいっぱい出て、さっき強くキスされて赤くなっていたところにかかる。

ああ、お母様の花が消された。

ドロドロが嫌な花の印を隠してくれた。

何となく思ったことが、モヤモヤする。
お父様が疲れて私の隣に寝にきたので、私は抱き着いた。


チュッ…チュッ…

お父様、私を見て、
私が気持ち良くしてあげる。そんな気持ちでキスをした。

お父様が口を開いて舌を出す。
私は舌を合わせたり、チュッと吸い込んで、お父様を気持ちよくしようと思った。

「お父様、さっき私にしたみたいに、頭の上に手を持っていって…
そして手はじっとしていて…」


「沙絵…」

お父様はあのゆらゆらと揺れる綺麗な瞳で私を見て、私の名前を呼んだ。
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