この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
写性 …SHASEI…
第4章 淫夢
朝食を作り沙絵と食べる。そのあとは、アトリエで沙絵を脇に置いて作品を手掛ける。

沙絵は本を読んだり、折り紙をしていたが、気づくと机に突っ伏して寝ていた。

可愛い寝顔だ。

新しい紙を用意して沙絵の寝顔を描いた。

肌も、髪も、睫毛や瞳、すべてのパーツが沙織に似ている。

日中は冷静に居られる。沙絵を見て、沙織を思い出すだけで、別に沙絵に欲情はしない。

絵に留めながら再確認をした。


沙織を何度となく抱いたが、自分の性癖を打ち明けなかったこと、ずっと避妊をしたままだったこと、
愛するあまりに、大事に抱いていたこと…


突然、結婚し他の男のものになり、妊娠して帰ってきた。そしてこれからというときに、失ってしまった。

もし、こうしていればと後悔ばかりで、今となっては僕の為に色々辛い思いをさせたこと、なのに何も返せない自分。


そんな中であんな夢をみてしまうんだな。

冷静に分析してみた。


んん…

沙絵が目覚める。

「あれ、私寝ちゃってたんだ。」

「そうだね。」

「ああ、私の絵だ。」

「勝手に描いてごめんね。」

「いいよ、お父様の絵好きだからいっぱい描いて…」

/841ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ