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写性 …SHASEI…
第40章 薔薇の絵
僕はいずみを降ろしソファーをフラットにした。
後ろから抱えたが、今回は特に声を掛けなかった。
「お父様、絵はもういいの?」
「ああ。」
沙絵が素直になるのを見届けたい。絵はどうでも良かった。
「じゃあ手伝ってちょうだい。」
壁際のソファーをベッドにして、写真を見せながら話をするのだと思ったから手伝った。
「いずみさん、壁の方に膝立ちになってちょうだい。」
有無を言わさぬ勢いにワタシは従わざるを得なかった。
沙絵さんに背を向けるようにして膝立ちになった。
沙絵さんの手が乳房に回り、お尻を舐められる。
網目の一つ一つの場所の違いを、はっきりと区別出来るほど、感覚が細やかに作られていることを、気づかされる。
んん…
褪めきった快感はすぐに呼び戻される。
「お父様、カーテンを開けて。」
昨日までそこになかったカーテンが開かれる。
あっ…
一面に、写真が飾られている。
先ほど先生が題材にしていた写真を含め、昨日のワタシが並べられていた。
真ん中に大きな写真がある。ワタシは自分のその姿を知らない。
ソファーから頭を落とし、目は半開きになっている。
口はだらしなく弛緩し端から頬へとヨダレを垂らしている。
後ろから抱えたが、今回は特に声を掛けなかった。
「お父様、絵はもういいの?」
「ああ。」
沙絵が素直になるのを見届けたい。絵はどうでも良かった。
「じゃあ手伝ってちょうだい。」
壁際のソファーをベッドにして、写真を見せながら話をするのだと思ったから手伝った。
「いずみさん、壁の方に膝立ちになってちょうだい。」
有無を言わさぬ勢いにワタシは従わざるを得なかった。
沙絵さんに背を向けるようにして膝立ちになった。
沙絵さんの手が乳房に回り、お尻を舐められる。
網目の一つ一つの場所の違いを、はっきりと区別出来るほど、感覚が細やかに作られていることを、気づかされる。
んん…
褪めきった快感はすぐに呼び戻される。
「お父様、カーテンを開けて。」
昨日までそこになかったカーテンが開かれる。
あっ…
一面に、写真が飾られている。
先ほど先生が題材にしていた写真を含め、昨日のワタシが並べられていた。
真ん中に大きな写真がある。ワタシは自分のその姿を知らない。
ソファーから頭を落とし、目は半開きになっている。
口はだらしなく弛緩し端から頬へとヨダレを垂らしている。