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第42章 犬

言わなければ、この狂おしい攻めがずっと続くのだろうか。

『沙絵さま、どうか性奴のワタシをイカセてください。』

『どうか奴隷をなぶってください。』

『焦らさないでクリトリス舐めてぇ。』

欲望が、沙絵さんに言うべき言葉がぐるぐると巡り出す。

下を向き、ワタシのぐちゃぐちゃになったソコを見ながら、
舌を置く位置を確認している沙絵さんが、ワタシを見るのを待っていた。

だめだ…もう言ってしまおう…

じんわりとした責めにいずみさんが自ら落ちるのを待った。
もう少し、もう少しと焦らす。

いずみさんの目がゆらゆらと揺れる。小さい時にみたお父様のと同じ目…

今だ、いずみさんと目を合わせる。


ひゃぁあああん…ｲｸｯ…あああああ゛

ﾌﾟｼｬｧｧｧｧ…

ひぃぃ…

視線を反らさず一気に花芽を攻め立てると、一瞬で達した。

潮を噴くので、さっと立ち上がって離れ、笑いながら見下した。

無言の責めほど強烈なものはないから…


手のひらで転がされ、呆気なくイカサれたショックは、ワタシを打ちのめすのに、
高く上がる潮は止まらない。