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写性 …SHASEI…
第6章 誕生日
「沙絵、誕生日おめでとう。」
「え、あ、お父様…」
夕飯は沙絵の好きなメニューにする。
ケーキもプレゼントも用意した。
「ケーキもあるからね。」
「あ、ありがとう。」
「プレゼント、先に開けてみる?」
「う、うん。」
食後に聞くと、沙絵はプレゼントを先に受け取った。
たどたどしい手つきでリボンを解いて箱をあける。
「わぁ、素敵。」
オレンジの入ったピンクのワンピース、ボートネックで白の切り返しの襟がついたもの。
「沙絵、可愛いのより綺麗なのがいいっていうから、こんなのどうかな?」
「今すぐ着てみたい。」
「いいよ。」
衣装部屋で着替えさせ姿見を見せる。
「どう?」
「私お姉さんぽく見える?」
「ああ、素敵だよ。」
「ありがとうお父様。」
「どういたしまして…」
「私ね、早く大きくなりたいの」
「なんで?」
「お父様のお嫁さんになるの。」
「あはは、嬉しいけど、僕のお嫁さんにはなれないよ。」
「どうして、お父様にはお嫁さんいないし、本当のお父様じゃないから、お嫁さんになれるでしょ?」
「え…」
「お父様が大好きだから、早く大きくなって、お父様のお嫁さんになるの。
だめ?」
「え、あ、お父様…」
夕飯は沙絵の好きなメニューにする。
ケーキもプレゼントも用意した。
「ケーキもあるからね。」
「あ、ありがとう。」
「プレゼント、先に開けてみる?」
「う、うん。」
食後に聞くと、沙絵はプレゼントを先に受け取った。
たどたどしい手つきでリボンを解いて箱をあける。
「わぁ、素敵。」
オレンジの入ったピンクのワンピース、ボートネックで白の切り返しの襟がついたもの。
「沙絵、可愛いのより綺麗なのがいいっていうから、こんなのどうかな?」
「今すぐ着てみたい。」
「いいよ。」
衣装部屋で着替えさせ姿見を見せる。
「どう?」
「私お姉さんぽく見える?」
「ああ、素敵だよ。」
「ありがとうお父様。」
「どういたしまして…」
「私ね、早く大きくなりたいの」
「なんで?」
「お父様のお嫁さんになるの。」
「あはは、嬉しいけど、僕のお嫁さんにはなれないよ。」
「どうして、お父様にはお嫁さんいないし、本当のお父様じゃないから、お嫁さんになれるでしょ?」
「え…」
「お父様が大好きだから、早く大きくなって、お父様のお嫁さんになるの。
だめ?」