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スローバラードを君に
第6章 蜜月




「ホームベーカリー持ってきたから、パン焼いたの……もうすぐ出来るよ。
焼きたてパン食べたことある?
スッごく美味しいからね?ふふ」



美名は、俺の跳ねた髪を指で触れて笑った。



あれから一週間。
美名はこの部屋に寝泊まりしている。

一緒に暮らそうと言う俺の申し出を美名は断ったが、とりあえず自分のアパートは解約せずに、こっちで暫く生活をする事にしたのだ。



『光熱費や食費も節約出来るし、良い考え!』


と鼻息荒く言った美名だが、家賃が勿体ないから解約して此処に住めよ、と言う提案にはガンとして首を縦に振らないのだ。


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