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恋愛レッスン?
第4章 ッ
その日は前日に清水さんと新しいお店に行き
二人で初めての銘柄のお酒を飲んだ。
二人ともその味が気に入って。
美味しい!と何杯かお代りをして。
また近いうちに来よう。と約束をしたことが嬉しくて
午前中の仕事もなんだか良くはかどった。
広報に頼まれていた資料を届けに
広報の階までエレベーターで行き、降りて廊下を曲がる前に
聞きなれた声がした。
あ。清水さんと柳下さん。
なぜか私は曲がる手前で身を潜めた。
「あ。清水。また今週末チャレンジするんだって?」
「広報は相変わらず耳が早いな。前回、前々回とフラれてるからな。
今回は頑張るよ」
清水さんの声が心なしか弾んでいた。
「頑張れよ。でもフラれるなんてよくあることだよ」
「いや。今回は頑張るよ」
清水さん・・・
好きな人に告白するの?
私は持っていた書類をギュッと握りしめた。
好きな人がいるとは言っていたけど
二人で飲みに行ったりしてもそんな話は出なかったから・・・
心のどこかで安心していた。
そうなんだ。
清水さん、告白するんだ・・・
二人で初めての銘柄のお酒を飲んだ。
二人ともその味が気に入って。
美味しい!と何杯かお代りをして。
また近いうちに来よう。と約束をしたことが嬉しくて
午前中の仕事もなんだか良くはかどった。
広報に頼まれていた資料を届けに
広報の階までエレベーターで行き、降りて廊下を曲がる前に
聞きなれた声がした。
あ。清水さんと柳下さん。
なぜか私は曲がる手前で身を潜めた。
「あ。清水。また今週末チャレンジするんだって?」
「広報は相変わらず耳が早いな。前回、前々回とフラれてるからな。
今回は頑張るよ」
清水さんの声が心なしか弾んでいた。
「頑張れよ。でもフラれるなんてよくあることだよ」
「いや。今回は頑張るよ」
清水さん・・・
好きな人に告白するの?
私は持っていた書類をギュッと握りしめた。
好きな人がいるとは言っていたけど
二人で飲みに行ったりしてもそんな話は出なかったから・・・
心のどこかで安心していた。
そうなんだ。
清水さん、告白するんだ・・・