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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第9章 秋津高校サッカー部
「あ、んん…」
俺の部屋のベッドの中。
里奈の体は柔らかく火照っている。
俺の顔を両手で包み込むようにして、じっと見つめてくる。
「里奈…?」
「シンジ…倖せ?」
「もちろん」
「何で?」
少し意地悪な目つきで里奈が言う。
「そんなの決まってるだろ。里奈がいてくれてるからだよ」
「あん…くすぐったい」
大人になっても相変わらず、里奈は口が悪い。
でも、その裏にはたくさんの優しさと暖かさが隠されている。
「今度さ、みんな集めて久しぶりにボール蹴りたいな」
「いいな、それ。現役VSサッカー部OBで試合してみるか?」
「それもいいかも」
くすり。里奈は笑う。
「じゃあお前らもまた、あの頃みたいにしごいてやるよ」
「ああ…体がついていくかなぁ」
今度は声に出して里奈は笑った。
「あいつも来てくれるかな」
「代表選手だからな。難しいかもな」
「…来てくれるよ、きっと。だって」
だって俺達は、あの熱い季節を共に過ごした仲間なんだから。
「うん」
俺の腕の中で里奈は頷いた。
完
俺の部屋のベッドの中。
里奈の体は柔らかく火照っている。
俺の顔を両手で包み込むようにして、じっと見つめてくる。
「里奈…?」
「シンジ…倖せ?」
「もちろん」
「何で?」
少し意地悪な目つきで里奈が言う。
「そんなの決まってるだろ。里奈がいてくれてるからだよ」
「あん…くすぐったい」
大人になっても相変わらず、里奈は口が悪い。
でも、その裏にはたくさんの優しさと暖かさが隠されている。
「今度さ、みんな集めて久しぶりにボール蹴りたいな」
「いいな、それ。現役VSサッカー部OBで試合してみるか?」
「それもいいかも」
くすり。里奈は笑う。
「じゃあお前らもまた、あの頃みたいにしごいてやるよ」
「ああ…体がついていくかなぁ」
今度は声に出して里奈は笑った。
「あいつも来てくれるかな」
「代表選手だからな。難しいかもな」
「…来てくれるよ、きっと。だって」
だって俺達は、あの熱い季節を共に過ごした仲間なんだから。
「うん」
俺の腕の中で里奈は頷いた。
完