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第7章 願い事

あの返事からすると……きっと男子。




「おーい、席に着け。授業始めるぞ」



ちょうど担任の先生が教室に入ってきたので、私はやむを得ず席に座る。



誰かは分からないけど……私は嬉しくなった。


もしかしてこれも……あの日記帳のおかげ？



私、まだ何も記入していないのに……？



何にしても、私は今日心の中に、ようやく春が訪れたような気がした。