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第2章 地獄日々

そんな思い出話が出来るほど、最近のことではない。



私の記憶から消えてしまうんじゃないかってくらいに、遥か昔の話。



両親が生きていた頃は、毎日のように遊んでいた。






教室を追い出された私は、行く宛もなく街中を彷徨っていた。




両親のことや桃子のことをアレコレ考えてると、懐かしい光景が目に飛び込んできた。