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第1章 闇の炉ビデオ 製作に至るまでの経緯

ＡＤ.2005以降

主犯である“沼田向樹”は公認・自動車教習所の教官であり、３０代前半にして前科目(２種免許を除く)検定官として重要な役目を担っていた。

しかし、少子化や若者の自動車離れを期に、経営の悪化した教習所内では大型自動車、大特、けん引が廃講になり、普通自動車、二輪車のみの教官となった彼の月収３０万弱であった給料は２０万弱へと激減し、エンゲル係数に歪みが生じるようになる。


当時、彼の趣味は高給を利用して女子校生(ＪＫ)との援助交際を楽しむことであった。
2kアパートに堂々と若い女を連れ込んでいる姿を近所の人が目撃していたがＪＫ自身が私服であったため、特に不審がられることはなかったという。

さらに、当時のＪＫ援交は暴走族等の不良少女大多数であるため、茶髪にピアスで装飾する彼女たちは大人に見えていたという。