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クラス ×イト
第12章 ラんマん 【市原 茜】
私は特に、意識とかした覚えはないんだけどね。高校に入学して今のクラスになってから、自然と仲良さげになった子たちのグループみたいのがあるの。
最初に私に声をかけてきたのが、山村佳奈。佳奈はちょっと気難しいところもあるけど、基本的にはとてもいい子なんだよ。あと私よりかなり細くて、今風でオシャレだしね。
でもあんまり飾り立てない方が、佳奈の本来の可愛さが生きるんじゃないかな、とか実は思ったりもしてるの。
そんな佳奈と、ちょっとギクシャク? ――な感じだったのが、カラオケに行く少し前くらいだったんだよねー。
どうしたの、かな(佳奈)? アハ、なんて――これでも少しは、気にしてたんだ。
そんな時に四人でカラオケに行って、どうやら佳奈は護と付き合い始めたんだなぁ――そう感じたのね。私ってそういう意味では、鈍い方でもないんだよ。
でもその後の、澤田裕樹――とのことは、私にしても流石に想定外だったのかも……。
裕樹は佳奈が好きで、つまりその時点でハートブレイクだったわけ。それで、私の前で泣き出しちゃうもんだから……つい、ね。私ってホント――落ち込んでる男の子に、弱いっていうか、さ。
結局その後――私は裕樹と、エッチなことをしちゃった。ほんのちょっとだけ、なんだけどもね……。
最初に私に声をかけてきたのが、山村佳奈。佳奈はちょっと気難しいところもあるけど、基本的にはとてもいい子なんだよ。あと私よりかなり細くて、今風でオシャレだしね。
でもあんまり飾り立てない方が、佳奈の本来の可愛さが生きるんじゃないかな、とか実は思ったりもしてるの。
そんな佳奈と、ちょっとギクシャク? ――な感じだったのが、カラオケに行く少し前くらいだったんだよねー。
どうしたの、かな(佳奈)? アハ、なんて――これでも少しは、気にしてたんだ。
そんな時に四人でカラオケに行って、どうやら佳奈は護と付き合い始めたんだなぁ――そう感じたのね。私ってそういう意味では、鈍い方でもないんだよ。
でもその後の、澤田裕樹――とのことは、私にしても流石に想定外だったのかも……。
裕樹は佳奈が好きで、つまりその時点でハートブレイクだったわけ。それで、私の前で泣き出しちゃうもんだから……つい、ね。私ってホント――落ち込んでる男の子に、弱いっていうか、さ。
結局その後――私は裕樹と、エッチなことをしちゃった。ほんのちょっとだけ、なんだけどもね……。