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人生苦の方が多いぜぃ!!byヘーラクレース
第3章 1.ネメアのライオン退治
「じゃあ、早速だがネメアに居るライオンを退治してくるんだ。退治した事を証明出来るよう毛皮もちゃんと剥いで持って帰ってくるように」
エウリュステウスの第1の勤めが言い渡されたヘラクレスは
「ネメアのライオン退治ですか」
「そうだ、おっとその怪物は刃物は効かないぞ?どうだ、怖気づいたか?でも君は自ら来たんだ。僕が悪いんじゃない」
どうやらそのライオンには刃物での攻撃は無効らしいことを告げた人の悪いエウリュステウス
その話を聞いたヘラクレスは死にに行くようなもんだとビビってると思ったのかエウリュステウスは高らかに笑った
「よし、僕に任せてくれ!早速任務に取り掛かるとしよう!」
ヘラクレスは臆する事なくそう元気いっぱいに告げると
「僕の元に届けられるのが君の死体じゃない事を祈っているさ」
ヘラクレスは虚勢を張ってると思ったのか、内心は絶対にそうなるに違いないと思いつつ、意地悪な勤めを言いつけた
(おや???なんか意地悪な陰謀がヘラ様に似ていないかい??)