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第7章 5．アウゲイアスの家畜小屋掃除

でも１人でどうやって掃除するの？

ゴシゴシとブラシ使って…


いや、今回ちゃーーんと飾りじゃない頭使いましたよ！！


ヘラクレス偉い！知的やん！


ってなわけで考えついた方法は

近くを流れるアルペイオス川と、ペネイオス川の二つの川の水を引いてきて、畜舎の中を端から端まで流しました。

汚物は瞬く間に跡形もなくなってしまいました！


おおー！びゅーてぃふぉー


「さぁ、僕はちゃんと掃除しましたよ、約束です」

「うむうむ、見事じゃ。してお主はなぜここに来たのじゃ？」

「はい！実は僕は罪を償うためにーーー…」


調子こいたヘラクレスはペラペラとありのままを話しました


すると

「なに？！エウリュステウス王に使わされて来たのか？！ならばお主に報酬など渡すわけにはいかぬ！当然の事じゃ！」


自分の罪を償うためのお勤めに報酬を求めるとは何事かという事で、ヘラクレスを手ぶらで返しました


「なんだ！約束が違うじゃないか！勤めを果たした時痛い目に合わせてやるぞ！覚えとけ！」


ってなわけで、きっちり10の勤めを果たした後に、復讐しにくるのですが…


やっぱりなー。

欲出しちゃダメだよ(´･_･`)