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第10章 8．ディオメデスの人食い馬の生け捕り

もう一説は


トラキアに行く際にヘラクレスは同行を付けました

そしてトラキアに着くや否や、馬の世話をしていた者たちをヘラクレスが制圧して馬を連れ出しました

「許せん！あの者を殺してしまえ」

と、上手くいくはずもなく事態を知ったディオメデス王の配下の者が襲いかかってきたので、ヘラクレスは連れてきたアブデロスという少年に


「馬を頼んだよ」

人喰い馬を預けてヘラクレスは敵を迎え打ち、ディオメデス王を討ち取り敵を敗走させるのですが…


「痛いよ…止まっておくれ〜」

その間、アブデロス少年は馬に引きずられて死んでしまうという事件がおきて、ヘラクレスはそのアブデロス少年を丁寧に弔ったのですが…

その少年とヘラクレスはデキて居たんですよね〜


今更ですがヘラクレスは両刀使いです

そんなこんなで無事？お勤めクリア〜


人喰い馬はエウリュステウス王のもとに連れてこられた後、釈放されて故郷のトラキアを目指して帰って行ったが、故郷が望めるくらいのところにあるギリシャ北方のオリュンポス山まできたところで野獣に襲われ、喰い殺されてしまった…というお馬さんの最期でした(´･_･`)