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第11章 9．アマゾン王女の帯の奪取

女王ヒッポリュテの帯

これはですね、実はあのお方の馬鹿息子アレスの帯なんですよ！

そんなこんなで、仕方なーく
ヘラクレスは再び仲間を募って出帆し、アマゾンの地までおもむきました


「ちょっとその腰帯くれないか？親分…じゃないやエウリュステウス王の娘がそれを欲しがってるんだ」

女王ヒッポリュテに事情を説明すると


「いいわよ〜」

とあっさりオッケー

おや？揉めないの？！

まぁ女王ヒッポリュテにすりゃ、いざこざを起こすと厄介な相手と知っていながら断ると面倒くさいと思ったようで、あっさり帯を与えることを承諾したのでした


しかし！


これをみていた、あのお方がまたしても邪心をおこしたようで…


「きゃ〜〜！女王をさらいにきた輩がいるわ〜〜」

人間の女に身を変えて、見知らぬ連中が女王をさらいにやってきたと触れて回ったのである


(久々にラスボス登場！^ ^)


まぁ、そんなわけで武装したアマゾン軍がヘラクレスに攻め寄せてくることになってしまうんですが…


「だ、だましたな！」


どこにでも現れるラスボスの陰謀だとは知らないヘラクレスは騙されたと思い女王ヒッポリュテを殺してしまい、帯を奪って出航していくのです


(女王、とばっちりか？！可哀想やん！！)