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第2章 成長

大きくなったヘラクレスは、半人半馬のケンタウロスの賢者、ケイロンに武術を教わります。


赤ちゃんでヘビ退治をするぐらいですから、ヘラクレスはあっという間に強くなりました。


ヘラクレスはアムピトリュオン(義父)から戦車の扱い


アウトリュコスからレスリング


エウリュトスから弓術


カストルから武器の扱い


リノスから竪琴の扱いを学びました。


超人的なヘラクレスは成長するごとに神の頭角を徐々に現していったが、相変わらずヘラの嫌がらせは続き、その呪いは怪力で人を殺してしまうこともあった。


師匠リノスに殴られたヘラクレスは怒り、竪琴でリノスを殴り殺してしまう。



こうした短気で乱暴な面もヘラクレスは持っているのです



【前回のあらすじ】


ついに誕生、ゼウスと美女(人間)の子・ヘラクレス

(本名は違いますがあえてこの名でゆきます)


しかし、ゼウスの正妻ヘラ女神様からすれば

「浮気のあげく外に子供作りやがってクソジジィ！しかも私の子を差し置いて、浮気相手の子供に名誉なんてあげて堪るモノですか！！」


てなわけで、いきなりヘラクレスに嫉妬心通り越して殺意を抱くラスボスに相応しい女神ヘラ様でありました…。




この章ではヘラクレスが成人となり、第１の妻との結婚、そしてラスボス女神ヘラ様の呪いを交えたミニストーリーをお楽しみください