パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 mission…京都旅行

京都駅は
紅葉狩りの観光客で

ごった返していた


僕は
可奈子さんの肩を抱き寄せ

人込みを噛み分けてタクシーに
乗り込んだ

「嵐山の天龍寺へ」

運転手は僕たちを
チラッと目をやったが
すぐに前を向きハンドルを握った

可奈子さんが僕の隣に寄り添い
僕の顔を見上げた

「ここからは、僕のプランですから、ご安心ください」

柔らかい手と手に
僕の手を包み込むように

優しく握る可奈子さんを

愛おしいく見つめた