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僕である理由
第6章 激しく…そして欲望のままに
魘されて

目を覚ました

冷たいシャワールーム

膝を抱えて
涙を流し

眠っていたようだ

立ち上がって
鏡に映る僕は

腫れた瞼が重く

みっともない顔

ベットルームまで
…とぼとぼ項垂れなが歩く


…誰も…いない

…可奈子さん

「はぁ~」
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