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第7章 30代、レイコ

ホテルの前に
車をつけて
助手席のドアをあけ

レイコが車から降りると
数人のドアマンがかけより


「お帰りなさいませ」


と、一斉にお辞儀をした



何ものなんだ？こいつ・・



ひとりのドアマンが
俺にかけより

「車はお預かりいたします
お荷物はいかが
いたしましょうか？」

と、聞いてきた



それを見たレイコは



「2時間後に
部屋まで持ってきて頂戴」


と言って
歩きだした


急いで
レイコの後を追うと

レイコの目の前に現れる
ホテルの人間たちは
みんな
立ち止まって
頭を下げた




おいおい

どんだけ
金持ちなんだよ～～～





エレベーターは
途中で乗り換えたりして
なかなか
部屋には
たどり着けなかった



こんなとこ来たの

はじめてだぜ