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従わない奴隷
第1章 30代、マリ
マリの涙が落ち着いて
呼吸が静かになった
ティッシュで
涙をぬぐったあと
マリを
枕に寝かせ
俺は
その隣に
肘をついて
添い寝のように
横になった
「ほんとはさ
優しくして
欲しいんじゃねぇのか?」
黙ったまま
鏡張りの天井を見上げ
マリは首を横にふった
「なんで
二度とセックスしたくないとか
思いたいんだよ」
「・・・・」
「なんでだよ」
「話したら・・
・・話したら
ひどくしてくれますか?」
相変わらず
天井を見上げるマリ
「さぁな~
俺さ、命令されんの
嫌いなんだよね~~~」
「・・・・・」
まだ
表情の硬いマリに
掛けてやった布団を
へそまでめくって
上半身をあらわにし
俺は
マリの頬に
優しくふれた
「残念だったなぁ
天の邪鬼なんだわ、俺」
呼吸が静かになった
ティッシュで
涙をぬぐったあと
マリを
枕に寝かせ
俺は
その隣に
肘をついて
添い寝のように
横になった
「ほんとはさ
優しくして
欲しいんじゃねぇのか?」
黙ったまま
鏡張りの天井を見上げ
マリは首を横にふった
「なんで
二度とセックスしたくないとか
思いたいんだよ」
「・・・・」
「なんでだよ」
「話したら・・
・・話したら
ひどくしてくれますか?」
相変わらず
天井を見上げるマリ
「さぁな~
俺さ、命令されんの
嫌いなんだよね~~~」
「・・・・・」
まだ
表情の硬いマリに
掛けてやった布団を
へそまでめくって
上半身をあらわにし
俺は
マリの頬に
優しくふれた
「残念だったなぁ
天の邪鬼なんだわ、俺」