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第10章 20代、ミキ

それから
週に1.2回
ユウリの部屋で
お茶を飲み


週に一回
ユウリと姉貴の店に
行くいう日々が続いた


相変わらず
ユウリは
料理教室に通っていて


メイクは
人並みに
できるようになっていた


そろそろ
化粧の勉強は
卒業・・・なんだろうか・・



そんなことを
思っていたある日



しばらくぶりに
奴隷の仕事が入った



待ち合わせは
駅の近くの
オープンカフェ



年齢は20代


名前はミキ


待ち合わせ
時間は19時


仕事終わりなのか
人通りが多い


とりあえず
指定されたカフェの前に立つと

オープンカフェの
最前列に座っている女が
俺に声をかけた



「ねぇ、あんた、ライキ？」



モデルか？

と

思うほど
スタイルのいい女だった



「ミキか？」



「そうよ、座って」



「あぁ」



あまりのスタイルの良さに
あっけにとられ
俺はいつもの挨拶を
忘れてしまっていた