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従わない奴隷
第12章 ユウリと今野
俺は
好きな女の左側に
座るのが好きだ
女が右利きである場合に
だけど。
ユウリは右利き
もちろん
箸も右手でもつ
ストローも右手
グラスも右手
右側に座ると
右手が邪魔で
嫌なんだ
左側に座ってると
邪魔するものは
ほとんどなくて
俺が覗きこめば
いくらでも
好きな女を
見てられるわけだ
「ユウリ、酒、飲むか?」
「ライキさんは?」
「俺は、バイトもあるし
車もあるからな・・・」
「じゃあ、私も
やめときます」
「ユウリ、
酒、飲めるんだな」
「みたい・・です
会社の飲み会で
少し飲みました」
「今度、うまい酒
持ってってやるよ」
「あ・・はい」
俺は
そうやって
また
あの部屋に
行ってもいいかどうかを
確認していた
好きな女の左側に
座るのが好きだ
女が右利きである場合に
だけど。
ユウリは右利き
もちろん
箸も右手でもつ
ストローも右手
グラスも右手
右側に座ると
右手が邪魔で
嫌なんだ
左側に座ってると
邪魔するものは
ほとんどなくて
俺が覗きこめば
いくらでも
好きな女を
見てられるわけだ
「ユウリ、酒、飲むか?」
「ライキさんは?」
「俺は、バイトもあるし
車もあるからな・・・」
「じゃあ、私も
やめときます」
「ユウリ、
酒、飲めるんだな」
「みたい・・です
会社の飲み会で
少し飲みました」
「今度、うまい酒
持ってってやるよ」
「あ・・はい」
俺は
そうやって
また
あの部屋に
行ってもいいかどうかを
確認していた