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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
玄関まで
歩く
ライキさんを
湯呑を持ったまま
追いかけ
私は
靴をはく
ライキさんの
背中を
見つめた
知ってるの
ライキさんは
靴を履いたら
振り向かないで
ドアを開ける
それから
振り向いて
「また来るよ」
って
必ず言うの
またって
いつ?
そう
心の中で
いつも
つぶやく
湯呑が
冷たい
ライキさんが
来たときは
熱くて持てない湯呑が
帰ってしまうと
いつも冷たくて
さみしい
帰ってしまう前から
冷たい湯呑を
持っているから?
泣いてしまいそうなほど
帰らないで・・
歩く
ライキさんを
湯呑を持ったまま
追いかけ
私は
靴をはく
ライキさんの
背中を
見つめた
知ってるの
ライキさんは
靴を履いたら
振り向かないで
ドアを開ける
それから
振り向いて
「また来るよ」
って
必ず言うの
またって
いつ?
そう
心の中で
いつも
つぶやく
湯呑が
冷たい
ライキさんが
来たときは
熱くて持てない湯呑が
帰ってしまうと
いつも冷たくて
さみしい
帰ってしまう前から
冷たい湯呑を
持っているから?
泣いてしまいそうなほど
帰らないで・・