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従わない奴隷
第18章 ユウリと唇
「そうか・・・
ユウリ
悲しくなったり
嫉妬したりした時は
いつでも
言ってくれ
ひとりで
泣いたり
してほしくねぇから
全部
俺が悪いんだから
100回でも
200回でも
謝るから
100回でも
200回でも
キスしてやるから」
「そ・・・」
冗談でも
照れるユウリが
かわいすぎて
俺は
ユウリを
抱きしめた
「ユウリ・・」
「・・・はい」
「恋人は・・・」
「・・・・」
「背中に手を回すもんだ」
「・・・・はい」
しばらくして
ユウリが
優しく
俺の
背中にふれた。
愛している人に
抱きしめられてる
それだけで
こんなにも
幸せなんだと
俺は
知った。