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従わない奴隷
第19章 俺の部屋
そう言ってから
抱きしめる腕をほどき
ユウリの
肩をもって
少し
距離をおいた。
ユウリは
うつむいて
黙っていた。
わかってるよ、ユウリ
ホントのことなんて
なかなか
言葉にできねぇよな
「ユウリ・・」
ユウリが
顔をあげて
俺の目をみた
「俺は
天の邪鬼なんだ」
「・・・」
「だめって言われると
しちゃったりすんだ」
「・・・」
「分かるか?」
目を見たまま
ユウリが
少しうなずいた
ユウリの頬に
手をやり
何も言わない
その唇に
そっと親指で触れる
俺はもう
唇しか
見ていなかった
ほんの少し
口紅のひかれた
その唇を
じっと見ていた
「してもいい?ユウリ・・」
してもいい?なんて
聞かねぇとか
言っておいて
やっぱり
聞いちゃう
ちっちゃい
俺がいた
「しても・・・いい?」
ユウリが
小さく
首を横にふった
そう
俺は
天の邪鬼なんだ
「したいか?ユウリ」
黙ったまま
ユウリは
もう少し大きく
首を横にふった
私も
したいです
って。
抱きしめる腕をほどき
ユウリの
肩をもって
少し
距離をおいた。
ユウリは
うつむいて
黙っていた。
わかってるよ、ユウリ
ホントのことなんて
なかなか
言葉にできねぇよな
「ユウリ・・」
ユウリが
顔をあげて
俺の目をみた
「俺は
天の邪鬼なんだ」
「・・・」
「だめって言われると
しちゃったりすんだ」
「・・・」
「分かるか?」
目を見たまま
ユウリが
少しうなずいた
ユウリの頬に
手をやり
何も言わない
その唇に
そっと親指で触れる
俺はもう
唇しか
見ていなかった
ほんの少し
口紅のひかれた
その唇を
じっと見ていた
「してもいい?ユウリ・・」
してもいい?なんて
聞かねぇとか
言っておいて
やっぱり
聞いちゃう
ちっちゃい
俺がいた
「しても・・・いい?」
ユウリが
小さく
首を横にふった
そう
俺は
天の邪鬼なんだ
「したいか?ユウリ」
黙ったまま
ユウリは
もう少し大きく
首を横にふった
私も
したいです
って。