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第19章 俺の部屋

ど、どうしよう・・

ライキさん
寝ちゃった



私の


膝の上で。





ライキさんは
向こうをむいたまま
私の足に頭をのせ

私の膝に
手をかけて



眠ってしまった


みたい。




やだ
緊張してきちゃった



少し
頭を前に出して
ライキさんの顔を
覗きこんでみると


ほんとうに
眠ってるみたい。





わたし

う・・動けないよ・・





でも

穏やかな顔の
ライキさんを見てると
なんだか


ちょっと


幸せな・・・気分。




わたしは



そっと



すごく
すごく

そっと




動かない
ライキさんの肩に

少し・・触れた





初めてで


どきどきしちゃう



ライキさん


あったかい・・・






いつも
眠くて

いつも
疲れてる



でも
いつも
優しくて

いつも
笑ってる

ライキさんが



好き。





5分で
起こすなんて
かわいそう・・・

でも


沢山
寝かせたら

叱られちゃうのかな