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従わない奴隷
第20章 小さなベッド
それから俺は
カーテンを閉めて
風呂に入った


湯船につかると
ちょっと
鼻唄でも
歌いたくなる気分だ



シャー…



あ、ユウリだ。


さっき閉めておいたカーテンを
開ける音がした


すると
ユウリの影が
曇りガラスのドアから
透けてみえた


「どしたぁ〜」


なんて
ちょっと
声かけてみる


「サラダだけでも
作ろうと思って…」


するとユウリは
ドアに近づき
また更に
俺に話かけた


「あ、ライキさん
お風呂出るとき
私がココにいたら
出るからって
声かけてくださいね」


(笑)

わかってるって



「やだね〜(笑)」



「え…」



(笑)
ドア越しでも
動揺するユウリが
おもしれぇ



「うそだよ(笑)」



「もぉ…」



わっ

もぉ…とかっ!


言ってる顔
見たかった〜〜



しばらくすると
ユウリの影は
見えなくなり

また


シャー…って
音が聞こえた



(笑)



なんか
ほんと
たまんねぇ


ユウリは
いつまで
あんなこと
やんだろー


いつになったら





一緒に
風呂とか
入ってくれんだろ…
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