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従わない奴隷
第20章 小さなベッド
倒れそうだから
手を回したのか


クッションの代わりなのか


それとも

俺に
抱きつきたかったのか…


それは
結局分からなかったけど

小さなユウリの手が
俺の背中に
触れているというだけで









すげぇ

うれしかった




その
背中のユウリの手を感じながら

俺は

ユウリに甘えるように
抱き……ついた



ユウリ…



もう
どうしよーもないくらい

お前が好きだよ


いいんだよな?
このまんま
好きでいても

やっぱり
奴隷やってたことが
許せねーなんて




言うなよな



ユウリ





「好きだよ…ユウリ」














「わたしも…」


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