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第21章 同じ気持ち

『やべぇ


めっちゃうれしい・・


そんでもって
土曜が楽しみすぎて

それまで
一睡もできねぇかも～～(笑)



ありがとな　ユウリ



俺、仕事に戻るから
もう寝ろよ




おやすみ

ユウリ』





と、速攻で
メールを返信した





それから
俺は
携帯をポケットに
つっこんで

客が
うるさくごった返す
店内へ戻った





相変わらず
マスターは
レイコにべったり。




残念だけど
マスター

レイコにせまっても
キスひとつ
やらせてくんねーよ？



その時
レイコが
ちらっと
俺を見た




ニカッと
俺が白い歯を見せると

レイコが
クスッと笑む






「マスター
あたし、そろそろ
帰るわ」





「送って行こうか？」





「また今度にするわ

今日は約束があるの」






そんな
約束あるわけねぇ


レイコは
マスターに
ひらひらと手を振って

店を後にした






お前もさ






素直になれよ






な、レイコ。