この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真実アイロニー【完結】
第16章 琥珀。
「これで一生一緒だな」

「そうだね」


笑顔のまま、琥珀は間を空けるとぼそりと呟いた。


「……玲織奈、ごめんな」

「え?琥珀?」



最後の方はうまく、聞き取れなかった。
琥珀、もう一度言おうとした瞬間。


急に深い場所が現れて、足を取られる。


沈む琥珀と私。


ゆっくりと琥珀は私の体を引き寄せて抱き締める。



海水の中ではうまく、琥珀の顔が見えない。
波の所為で、意識とは別に体が流されていく。


段々、息が苦しくなって視界が霞んで行く。



(……琥珀)



最後に見た琥珀は、微かに笑っていた気がした。



そこで、私の意識は途切れた。
/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ