この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真実アイロニー【完結】
第4章 見つめるその先に。


それから、少しだけ気を許してくれたのかわからないが、彼女は会話をすれば返してくれる様になった。


「俺の絵、そんな下手かな」

「一般的に見れば」

「まじか。凹むな」

「別にいいんじゃないですか」

「そうかね。まあ、俺の教科は数学だし。
そういえば、いつも外を見てるよね。あれって何で」

「……」


ぴたりと止まった小早川さん。
調子よくラリーが続いていたのに、突然それが終わって不思議に思い彼女に視線を移した。



―――――彼女は。
小早川さんは、窓の外をただ黙って見つめていた。



綺麗な横顔に思わず息を呑む。

/224ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ