この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君へ贈る愛の唄
第6章 ♪高鳴る

拓也side

1週間後。
オレは良太と学食にいた。

「拓也、どうなった?」

「え?」

「お母さんの事だよ。ちゃんと気持ち伝えたのか?」

良太がカレーを食べながらオレに聞いた。

「いや、まだ」

「そっか。でも俺、つくづくおまえがうらやましいな」


「なんで?」

「そりゃそうだろう。好きな人と毎日、ひとつ屋根の下で暮らしてるんだから」

「それはそうだけど」

「まあ俺の当面の楽しみは、来週彼女とユニバへ行くことだな。
彼女去年からホラーナイトにハマってさぁ。今年は仮装して行くって、張り切ってんだ。俺は絶対しない!って言ってるけどね。ははは」


「いいじゃん」

オレには、普通の恋愛をしている良太がうらやましいと思う。


母さん


オレはいつまでも子どもじゃない。

オレがいつも母さんをどんな目で見ているか


知らないだろう……?
/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ