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永遠に続く恋を……
第4章 愛しくて、苦しくて……








「…………ん」


ゆっくりと目を開けると、高遠さんの腕の中にいた。


彼はこっちを向いて、寝息を立てている。

私はしばらくその寝顔を見つめていた。



そっと頬に触れると、高遠さんが目を開けた。



「…………おはよう」


「おはようございます」



ギュッと抱き寄せられて、裸の胸が合わさる。


「今、何時?」


「6時です。もう少し眠りますか?」


「いや……ゆっくりお風呂に入って、朝ご飯にしよう」



そして、私たちは朝の露天風呂に入った。


「朝のお風呂って気持ちいいですね!」


うーんと腕を伸ばして、私が言うと、


「そうだな」


と高遠さんが微笑んだ。



そして、朝食を食べて少しゆっくりした後、宿を出発した。
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