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時を越えて
第1章 時を越えて
私は部屋のベッドに座って一息をついた。

(さっきの奨の真剣な目 意気込みを感じたな さすが 役者だましい)

(明日から本格的に奨を お兄ちゃんて呼ばないといけないんだ…… でもうう~と甘えよ 妹だし。)

そう思うと嬉しさの余り寝付けなかった。

でも時間に連れ目がだんだん とじていった。

そして 深い眠りに入っていった。
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